海の香川の渦の鳴門

 二次創作に出すとこういうキャラになるシリーズその1。
(※鳴門は徳島です)
1374.jpg

 まどか☆マギカオンラインにてSS海香を手に入れた記念に描いた。
 もっと筋骨隆々に描くべきだったか。

~~~

 今日は一日中ぐでーっとなっていた。
 休日はぐでーっとなるものだ。

 今日は人生初のゆずちゃんの弾き語りライブに行った日だった。
 いっぱい歌が聞けた。ボカロやオリジナルの曲の弾き語りはいいものだ。それにゆずちゃんってすんげぇ美声の持ち主だったんだなぁ。
「夏ですね」「「「「そーですね!」」」」


 今日はシミュレーションをいじったりもしていた。
 さっぱりわからん……これはいったいどういう思想のもとで何が書かれてあるんだ……? しかしこんなものは所詮人が作り出したものにすぎない。調べて理解していけば必ず全体像を把握できる。こんなときだけ役に立つ要素還元主義である。
 シミュレーションにどっぷり浸るあまりに、
「ああもう埒があかねえ! あと1時間だ!」
と、あたかもパッキーを次々と溶かしていくカイジのように、俺は粘っていた。


 ランが出かけている時間帯のこと。俺はかなり疲弊してベッドに横たわっていた。
 するとレビアちゃんが、
「無茶するな、って言っても無茶するだろうから言わない。でもそのかわり、ちゃんとあたしたちのところに戻ってきてね。ご飯も作ってあげるし、話し相手にもなるし、楽しい事いっぱいしたいし、慰めてもあげるから」
と言ってくれた。だけれどレビアちゃんは悔しそうな口調で、
「まああたしはランちゃんの代わりにはなれないけれどさ」
と呟いた。
 俺は上体を起こして、
「レビアちゃんはランの代わりにはならない。レビアちゃんはレビアちゃんだ。ほかの誰の代わりにもならない存在だよ」
と言った。レビアちゃんは困ったように、
「嘘ばっかり。ランちゃんがいればなんとかなるのに、あたしなんか要らないでしょ? 欲張ったってだめだよ。あたしは代用品扱いでいいんだから、変な気遣いしないで」
と答えた。俺はレビアちゃんの両手を握って、
「そうじゃない。ランだけいればなんとでもなるだなんて思ってちゃだめなんだ。俺は君とも一緒にいたい。君がいいんだ」
と告げた。レビアちゃんは少し恨みがましそうな目付きで、
「この浮気者」
とだけぶっきらぼうに吐いた。
「浮気者なら浮気者でいいさ」
と俺は答えた。
「今この家には和浦ちゃんと龍楽さんがいる。あの子達にとって、俺は無くてはならない存在だ。俺はあの子達の栄養や日照を考えて世話をしないと生きていけない。だからあの子達は、そんな俺を何が何でも求めるだろう。そんな最中に俺が『俺にはランがいるから君等の相手をそんなにしてやれない』だなんて言うのは、本当にランのためになることかな? もし君や和浦ちゃんや龍楽さんも見捨ててランだけを見て生きていかなきゃ浮気になるというのなら、俺は遠慮なく浮気するよ。和浦ちゃんや龍楽さんの求めに俺は応えたいし、あの子達が幸せに生きていけるようにと俺は必要以上に時間と労力を割いて彼女たちのためになることをやりたい。もちろんただ機械的にやるのではなく、語らいあい、経験をともにし、ともに学びながら生きていきたい。……レビアちゃんともそうだよ。君は俺の人生を変えてくれた子だ。おそらくこれからもともに過ごす中でお互いに生き方が変わってゆくことだろう。もし君が俺に触るなと言うのなら触らないし、近寄るなと言うのなら近寄らない。でも俺はそんな君と一緒にいたい。それが浮気者だというのなら、俺は浮気者になることに躊躇いは無いよ」
と俺はレビアちゃんの目を見つめながら話した。
 レビアちゃんはしばらく俯いていたが、やがてぽつりと、
「そんなこと言うんだったら……胸を貸してよ」
とだけ言った。
 なのでしばらくレビアちゃんに胸を貸していた。
 10分後、レビアちゃんは「ぷはっ」と言って深呼吸をし、
「しっかりやりなよ、旦那!」
と告げて俺の背中を叩いた。
 しっかりやらねばならないらしい。なら、しっかりやるか。

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Author:パクリコン
ピチロの世界の住人。

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