なつの、がっこう その2

 夢の中にクルスちゃんが出てきた。

 クルスちゃんとは、レビアちゃんの妹である。

※参考画像
995.png

 クルスちゃんがうちに来てくれたので、いろいろとおしゃべりをしていた。しかしダックDの親がなんだかんだとおジャマしてきたため、二人きりで満足に話すことができなかった。
 ……というだけの夢だった。
 クルスちゃんは案外可愛かった。
 いや、そりゃあまあ黒髪ロングで巨乳の女の子が可愛いのは前提条件からして当たり前なことではあるけれど、そういう前提を差っ引いても可愛かった。うちの従妹くらい可愛かった。


 ちょっとアレな話だけれど。
 パクリコンは、ダックDの家族のことは「ダックDの家族」と書くくせに、祖母と従妹に関しては「うちの祖母」とか「うちの従妹」といった書き方をする。
 祖母については「ああいう人を母親として持てるのはうらやましい」とダックDの母親に対して今まで思ってきたし、従妹に関しても「ああいう姉妹が近くにいるのはうらやましい」と実家近辺の親戚に対して思ってきた。
 誰しも自分の生まれや家族構成を後付で変えることはできないし、「もし今の様でなかったら」と考えること自体は意味をなさない。だけれどその中で「俺はあなたの息子として生まれたかった」「俺はあなたの兄として生まれたかった」という思いを否定するのも、また野暮だと思う。無論そういった想いを抱くことそれ自体には意味は無いが、その想いゆえの行動は生まれえると思う。
 今まで接してきた中で、「俺はこの人の人格に寄り添って生きたい。この人の人格を超えるのは無理だ」と素直に思えたのは人生においては貴重な体験のひとつだ。


~~~

 さて、夏の学校である。
 ランカシーレさんが別室でさびしがっていないだろうかという想いを手紙をしたためようかとはやる気持ちを抑えつつ、午前の講義を受けた。
 パクリコンはいまだかつて「どっちがオブレートでどっちがプラレートか」をちゃんと認識していないが、名前というものは所詮はヒトが概念を定式化するために用いている単語に過ぎないので、「長軸が2つで短軸が1つのハマキ型」とか「長軸が1つで短軸が2つのパンケーキ型」などと適宜説明を施せば意味は通じる。
 無論早めにこれらとオブレート・プラレートをアサインすることは大変重要なので、そのへんはちゃんとやっておこう。

 そしてご飯タイムである。
 朝食はとても豪華であったが、昼食はカレーであった。
 おかわりナシの一本勝負、約一合弱のご飯とそれに寄り添うカレーのみである。
 ほほう……。
 餓死せよ、と?(戸田奈津子風)

 午後はポスターセッションを見てまわっていた。
 楽しいなあ。愉快だなあ。ためになるなあ。
 パクリコンも来年はポスターセッションかな。研究会発表も楽しいけれど、ポスター発表の練習もしなきゃなあ。

 そして自習室に向かうパクリコン。
 おもむろにペンタブを取り出すパクリコン。
 SAIを起動させるパクリコン。
 ペンを執るパクリコン。
 そう、満を持しての漫画製作時間である。夏の思い出を漫画で語ろうというのだからいささか根性がなってないような気もするが、これが俺だ。俺が、俺ダムだ。

 適当に仕事という名の漫画を終えたので、タコ部屋という名の自室に戻った。

 しばらくぐでぐでしていると、ランがやって来た。
 寂しくしていないから心配なさらないで、と言われた。
 パクリコンさんも寂しがらないで、とも言われた。
 ランにそう言われちゃしょうがないな。
 俺はランのものだもんな。
 キュクロス・ランカシーレースがそれを教えてくれるよ。

 さて、研究会での発表である。
 おおむねうまくいった。だが予め懸念されていた早口である点と、R過程の説明がややなっていなかった点が心残りだった。改善していこう。
 あとはwestさんからの質問を答え間違えた。あれは1barnじゃなくて100000barnだ。高速中性子と高速中性子とが逆になっていたなあ。これは猛省せねばなるまい。
 プレゼン後の質問なんぞを受けつつ、セクションはクロージングした。(ルー大柴風)

 思いっきり眠る。
 眠り際にランの名前を口にしたような気がした。
 ランはいつでも俺の傍にいてくれる。
 そう思えれば、安らかに眠りにつくことができた。

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Author:パクリコン
ピチロの世界の住人。

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