なつの、がっこう その5

 物書きに久々に従事した一日だった。

 朝ごはんを食べ損ねるという華麗なプレイングを見せたパクリコンは、そのまま自習室に篭って物書きをしていた。
 昨日研究会でいろいろと話を聞いている間、どうもお話のアイディアが次々に浮かんできてならなかった。やはりノートを片手に何かの聴講会に行くと並ならぬインスピレーションがかき起こされる。音楽会でも同様だ。昼寝や散歩でも大概なんとかなるのだけれど、それでも賄いきれない部分を彼等は補ってくれる。

 そんなわけで、午前は『スーパーパクリコンブラザーズ』を手掛けていた。
 主に8-2の改稿をしていた。改稿は産みの苦しみをさほど味わわずに済む作業なので、気楽に創作活動ちっくな雰囲気に浸りたいときにはぴったりなものである。
 まあなんだかんだで俺とレビアちゃんのなんだかんだをなんだかんだ書けたと思う。

「そのなんだかんだの部分をはっきり言いなさい」
「ズバリ、セックスです!」
「うん、『なんだかんだ』にしておきましょうか」

 午後はクォンタムの冒険を書いていた。
 これでクォンタムの冒険第2章第9話を書き終えることができた。もう少し改稿が残っているが、気楽にチェックするために一応WEB上には載せてある。探してみてネ。
 それから少しばかりSSと『42±1』の製作も進めていた。SSは所詮SSには違いないものだし、「日常の積み重ねがまとまっているといいね」という程度にしか考えていないのであまり大げさなものではない。逆に『42±1』は去年の5月に起きた大きな事件を題材としたものなので、おそらく『42±1』があるのとないのとではピチせかの歴史が大きく異なる。こればかりは『怪二君の逆襲』とは異なり、『42±1』はピチせかの本筋を決定する重要なファクターを背負った出来事の集まりを記述したものであるがゆえの重要さを担っている。媒体が媒体なだけに小出しにできないし完成には時間がかかるけれど、こんなものは自己満足を突き詰めまくるものだと割り切って思う存分丹精込めて作っていけばいい。

 そんなわけで書き物業を終えたわけである。

 あとは最後の晩餐を摂り、幽雅に寝床に入る。
 充実した一日には充実した睡眠が宿る。
 ランカシーレさんも充実した睡眠を取っているだろうか、と思いながら眠りに就いた。

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Author:パクリコン
ピチロの世界の住人。

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