コミケ、参戦

 コミケで売り子やってきた。

~~~

 a.m.7時、最初にすることは歯磨きじゃない。メールでもない。
 最近流行りの彼女のツイッターをチェック。
 今日はコミケ、戦闘準備したらお出かけの前に。
 しょっぱいしょっぱい、塩飴を一つ。スポーツ飲料も一つ。
 なんでかな、いつからなんだろう。
 こうしないと一夏が始まらないのは。


 そんなわけで8時過ぎにビッグサイトに到着した。くらぽさんと合流し、いろいろと戦略物資を補給しつつ会場へと向かった。
 なおこれがパクリコンの初のサークル参加である。パクリコンのサークルじゃないけれど、サークルはサークルだ。


 サークル・サークル・順番がサークル・サークル・サークル・サークルゲーム!
 今日のお題は『コ』で始まる夏のイベント! ちゃちゃちゃちゃちゃん♪ ハイ
グッチさん「コミケ!」ちゃっちゃっ
ジャーニ「え……っ!? ええと、あの……!」
 ブブーッ
ジャーニー「これってひどくない!? 他に思い浮かばないよ! ねえ、ひどくない!?」
グッチさん「他にもいろいろあるだろ。たとえばほら……ハツコイとか」
ジャーニー「せめて『コ』で始まる単語でフォローしてよ!」


 そして設営へとフェイズ移行した。
 サークル設営の際にはいろいろと小道具が必要なので、後学のためにじっくり手伝っていた。だられーんと垂らすことのできる布もいいけれど、ストールを敷いてみるのもなかなかおしゃれだなあ。

 開場前に丸菱さんのところに挨拶に行く。
 どうやら今回は丸菱さんはソロ参加らしい。なので売り子手伝いをすることを約束した。
 この暑さの中で仲間を死なせるわけにはいかねぇ。

 くらぽさんのサークルに戻ったところ、センリさんがやってきた。
 文芸の方らしい。しかも近々ウヒョオオイなこともあるので、相当な実力者なのだろう。『小説家になろう!』で見てみても、実に豪の者だと知れた。
 あとお子さんが可愛かったです。
 幼女はいいものだね。

 開場となる。
 オープン・ザ・コミケ!

 開場後にくらぽさんのサークルが無事であることを確認した。
 男津波に押しつぶされる、といったことはなさそうだ。

 丸菱さんのサークルに向かう。
 丸菱さんが挨拶に回っている間、店番なんぞをする。
 そして帰ってきた丸菱さんといすを並べていろいろと喋る。
 最近のこと、物理のこと、研究のこと、創作のこと、いろいろ喋った。
 今回を機にお互いため口で喋るようになった。今までは二人とも「相手が敬語なんだし……」と思って続けてきたけれど、元同級生なのでため口で喋ることにした。
 丸菱さんの話を聞いていて一番驚いたのは、今回の新刊に「ヴぁぎんすせんせーのシナリオ構成論」が使われていたことだった。ヴぁぎんすせんせーが教えてくれた構成論は、そっくりそのまま三幕構成の基礎そのものである。なのでヴぁぎんすせんせーの言っていた通りに作れば、実際三幕構成に忠実なプロットが仕上がる(具体的な幕の時間配分・ページ配分は置いといて)。無論だからといって「ヴぁぎんすせんせーのシナリオ論を聞いて応用してみたらできた」と簡単にやれるものではない。けれど丸菱さんはそれをやってのけた。実際コンフリクトやターニングポイントなども物語中に存在するし、「前回は意識していなかったけれど今回は意識していたからうまくいった」という例が如実に顕れている。
 これはもう完全に丸菱さんの理解力とセンスと実行力の賜物なのだと思った。
 確かに見てくれだけでいえば、河原さんの画力アップは凄まじくアピーリングだと思う。コピペさえ使わなければ……とも思うけれど、美術的な表現に際し労力の無駄を省くのは必要不可欠な技術なので気持ちはとても分かる。その上で丸菱さんの脚本力が備わると、もはや、
「売れることを目指す人はやはり何もかもが違う」
という思いを否定できない。単に「違う」というだけでなく「我々は売れるためにここまで技術を培った」という実力に圧倒される感覚はもはや言葉にならない。

 そんな思いを抱きながら、くらぽさんのサークルに戻る。
「その思いを丸菱さんに言わへんかったんかーい!」

 お昼ごはんと水分を補給しにサークルスペースを出る。
 くそう、まさか午前中だけで1.5リットル分の水分を消費するとは思ってもみなかったぜ。おまけにおしっこがまったく出そうにない。これ……大丈夫か……?
 そんなパクリコンは焼きそばとおにぎりと焼き鳥とスポーツ飲料を買ってもしゃもしゃと食べたのであった。反芻もしたよ!

 午後は丸菱さんのところとくらぽさんのところとを行ったり来たりしていた。
 必要とあらば世界の果てまでとはいわず、東京ビッグサイトの果てまで行くつもりでいたからなんてことはない。
 なお気温は37度、湿度は85%を超えていた。
 己はブラックガーデンか! 和浦ちゃんを連れてきたかったぞ!

 丸菱さんに「今までの好きなキャラがいたら描くよー」という話を持ちかけたところ、「ひとみかイケメンか光子」といことが分かった。
 本編キャラとちゃうんかーい!
 なのでせっかくだし『パクリコンくんメチャヒマ記念日』とかを適当に設けて、描こうと思う。

 丸菱さんに「エロは描かないの?」と言われてとっさにエロ絵を出せなかったパクリコンは多分健全にしか生きていない人種なのだと思う。最後に描いたエロは……ゴッフェのちんちんをパイズリする真闇霊使いちゃんの絵かな。mixi運営に削除されたいい思い出が蘇るよ。
 それに男性器って描くのがむずかしいよね!

 なおそんな話を丸菱さんとしていたら、ほむらちゃんのコスプレをした幼女が立ち読みをしていった。
 読み終わった時に「ありがとうございましたっ」と言ってくれたので「どういたしまして」と答えた。
 しばらく二人とも恍惚の時間を過ごしていたが、やがてパクリコンが、
「ロリっていいものだね」
と呟くと、
「せっかくそれ言わずに我慢していたのに!」
と返された。
 幼女はいいものだね。(2回目)

 続いてくらぽさんのスペースで店番をやっていた。センリさんがお帰りになったので、くらぽさんと一緒に椅子を並べていろいろと語らいあっていた。
 ブレスオブファイアのニーナというヒロインが髪を伸ばすとランカシーレさんに似ているらしい。今度チェックしてみよう。
 あとファイナルファンタジーは大概自キャラの名前をプレイヤーが設定できるらしいので、一丁ピチせかの子でやってみようと思った。なかなか見た目と名前を一致させることは少ないが、どうあったってランカシーレさんはランカシーレさんだ。

 ゲームにのめりこむと「このキャラはこの声優を当てたい。こういうキャラならこういうことをしそう」という思いが募って二次創作になる、というのは分かる。分かるのだけれど、多分今のパクリコンにはそこまではまれる版権作品が無い。版権キャラよりピチせかキャラのほうが好きだし、版権のストーリーよりも自分で考えたストーリーのほうが楽しい。
 だったら全部一次創作でいいじゃん、となる。
 もちろんもみちゃんは好きだけれど、今まで誰に話しても「そこまでくるともみちゃんはもはやお前のオリキャラじゃねーの?」という反応がなされてきたので、多分彼女はオリキャラなのだろう。秋姉妹以上にオリキャラ感が出せているというのはある種のステータスだが、まあ「東方に犬走椛っているじゃん?」と唐突に話しても通じるあたりは版権キャラゆえんの持ち味だと思う。
 まあ今のところパクリコンの周囲では「もみちゃんっているじゃん?」と「ランっているじゃん?」は同じくらいの割合で通じているから、なんだかもうどっちでもいいな!
 うん! もみちゃんはオリキャラだ!
 SSとかでも出したし!
 共演したし!
 それを言うならライロさんちのルミナスもオリキャラになるけれど……まあいいや。彼女は彼女で可愛いと思う。あんまり人格面が好きなわけではないけれど、可愛いっちゃ可愛い。貴重な短髪キャラだ。ただまあ彼女の場合、無邪気な愛を貫けるのは強いと感じる。

 mixiの日記(別名「海老名通信」)をなんらかの形にしないかどうかについて訊かれたけれど……しないだろうなあ。
 今のところはmixi日記はあくまでmixi内でしか通じないものだと思っている。ピチせか本編とは隔離された、なんらかのパラレルな舞台だ。ただまあ今までは「性格や人格が違うから」という理由が一番大きなものだったけれど、最近では徐々にピチせか本編とmixi日記での彼女等のパーソナリティが一致しつつあるので、なんとかならんでもない。
 まあ本編とも公式SSとも取れないようなお話は今まで多々あるから、なんかそういう「どちらにも属さないもの」的なポジションとして置いておくのもありだとは思う。今後何かあったら使う、何かの参考にする、といった程度の使われ方としてやっていこう。

 やがてコミケ2日目が終わった。

 丸菱さんのところの片づけを手伝い、丸菱さんが郵送のためにスペースを離れている間に店番をしていた。
 やがて丸菱さんが帰ってきてパクリコンがくらぽさんのサークルスペースに向かった頃には、くらぽさんはすでい片づけを終えていた。
 すまぬ……すまぬ……。
 本当にすまないという気持ちがあるなら焼き土下座をするのだが、今日は暑かったので遠慮します。

 くらぽさんとスパゲティ屋さんでスパゲティを食べた。
 バジルとアボガドの生パスタを食べた。うまいうまい。

 こんなこと書いてもしょーがないけれど、ここ数年では東京ビッグサイトに来るときは毎回女の子と一緒であり、さらには毎回どこかで一緒にご飯を食べているなあ。
 火鳥さんのギャグである、
「お台場に行くのよ。え? コミケ? 私はデートだけど」
という言葉がまんざらギャグでもなくなってきた昨今である。
 今までのどの回もデートじゃないけど。

 なおこれらは父親曰くの、
「うわー、やらしいなあ」
である。あなたのムッツリかつ女好き遺伝子はちゃんと俺に受け継がれたんだから「やらしい」とか言いなさんなよ!


 そんなわけで帰宅したのであった。

 本屋でスケットダンス最終巻とファイブフィールと漫画ZEXALときららマギカを買う。

 スケットダンスでは感動した。
 物語的に、とか、心に訴えかけられたから、といったものではなく、ただただ「成長を果たした主人公たちが新たな時代を切り開いた」という達成感に打ちひしがれていた。
 新理事長によるディストピアの描写も特になく、改造計画は前もって撤回させられ、ボッスンの「ライアンとともに世界で生きてみる」という選択も予想できていた。だからそこまでドラマチックなエンディングでもなかった。けれど様々な人が多様な関係を築く中で大切なメッセージを授受しつつ成長し、人の心を動かしつづけてきたこの6年間(漫画内時間では1年くらい)を振り返ったときの重みは半端無かった。
 スケットダンス。パクリコンが生涯で3番目に好きな漫画になるなあ。
 1位は穴久保先生のポケモンで2位が田村由美先生のBASARAであることはもうゆるぎないけれど、今の俺なら「BASARAと同じくらいよかった」と言い切ることのできる姿勢でいる。

 なおファイブフィールと漫画ZEXALについては、お前ら落ち着きがないな、と思いました。




 今日はぐっすり眠ろう!

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Author:パクリコン
ピチロの世界の住人。

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