おてがみをしたためて

 スペインの人たちにお手紙を書くことになった。

~~~

 朝。
 ベッドの中でランカシーレさんと、
「先週も似たようなことを申し上げましたが、毎週このような事態になると分かっていらっしゃるのでしたら目覚ましをあと1時間早くセットなさい!」
「でも俺はベッドの中で1時間でも長く君と一緒にいたかったんだ!」
「ですがパクリコンさんが朝ごはんを召し上がらないだなど言語道断でございます!」
「じゃあ君が俺の朝ごはんになってくれよ!」
などと痴話喧嘩をしていた。


 ミーティングに出る。

 ミーティングではシミュレーションの説明と今後の方針についてアドバイスを受けた。
 シミュレーションに補足を付け足し、今後どのような具合に共同研究者に問題提起をするかという話を詰めた。


 ややあって自宅に帰り、ずさーっとベッドの上に倒れ込んだ。
 ランがナデナデしてくれることでたまらなく落ち着ける。

 しばらく充電した後に晩御飯を作った。泣く子も黙るカレーである。
 そう、小さな赤城さんに食べさせるべきカレーに他ならない。
 できればラムネも付けてあげたいところだぜ……。



(参照)




 艦これで雷たちをレベル30にしつつ、ちびちび3-2本格クリアに向けて船を走らせている(暗喩不成)。
 彼女たちならやってくれるさ。
 本当は俺が鎧甲を纏って殴り込みに行きたいところだが、そういうギャグは漫画の中でやってしまおう。

 ランが仕事のために出かけて行った。
 そしてしばらくした後にレビアちゃんが帰ってきた。
 あまりに室温が低かったので、二人して掛布団にくるまってぐでぐでしていた。そしたらふいにレビアちゃんが、
「自宅に帰ったら恋人が他の女とベッドで寝ていた、っていう状況はどう考えてもご破算ものじゃない?」
と口にした。
 最初は、
「毎日同じベッドで寝ているという同居人とベッドを同じくしたところで取り立てて変なわけでもあるまいに。まあランが嫌だと言うのならやめるけれどさ」
程度に思ってそう返した。そしたらレビアちゃんが、
「じゃあパクリコンさんは、もしランちゃんが別の男の人とベッドで仲良さそうにくるまっていても何とも思わないの?」
と訊いてきた。
 なので俺は、
「もし俺とランともう一人男の同居人がいる状態で、という前提からして既に考え直さなきゃならない点が多いからなんともだけれど……何にせよ、その際の先導権は明らかに男のほうにある。どんなにランが頑張っても、力ずくで押し倒されたらランにはどうしようもない。そうなるかならないかは完全に男の自由意思に依存している。俺はランのことを信じているけれど、それは男の自由意思を束縛するものにはならない。振り返ってこの現状を見てみると、今この場での先導権は俺にある。レビアちゃんがどんなにわめき叫ぼうとも、俺がレビアちゃんの口をふさいで押し倒したらおそらく君はどうすることもできない。そうなってもおかしくないとランが思うのなら、ランはとっくに君をここから追い出してる。そうでないってことは、俺とレビアちゃんの間にはそういうのが無い、という確証をランは何らかの形で持てているってことだと思うよ」
と返した。けれどレビアちゃんは、
「そういうのは、ちゃんとランちゃんに確かめてからにしておいた方がいいと思うよ」
と言ってベッドを抜け出ようとした。
 レビアちゃんの言うことも尤もだと思って、俺はレビアちゃんをベッドに連れ戻して俺がベッドを出た。

 なおランは帰ってくるなり、
「今日は寒いのですからお二人ともお布団にお入りになっていらっしゃればよろしいのに」
と呆れた顔で俺達二人に告げた。俺が返す言葉を探しているとランは、
「それが嫌だと思う私であれば、とっくにレビアちゃんをここから追い出していることでしょうに」
と付けたした。
 レビアちゃんはそれを聞いて、
「なんだか、あたしが言うまでもなかったみたいだね」
と呟いていた。

 そんな一日だった。

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Author:パクリコン
ピチロの世界の住人。

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