守り抜く力

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「安易にホモオチに走るだなんて君は本当に卑怯だな、藤木君」
「ええっ!? セオリーやテンプレをきちんとこなしてこそ全うな作品が出来上がるんじゃないか、永沢君!」
「ぐっ……論破された……!」
「えっ、ちょっ、折れるのまだ早いってば! もうちょっと粘って!」

~~~


 14時くらいに起きた。
 一晩中左腕が変な姿勢にあったため、左腕が1時間くらい全く動かせなかった。そう、あたかも『人生、宇宙、すべての答え』にて身体が次第に動かなくなりつつあるランカシーレのように……。


 今でも『人生、宇宙、すべての答え』の後節を読むと泣ける。
 あの話を思いついた時にも泣けたし、書いた時にも泣けたし、何度読み返しても泣ける。
 いいもんだ。


 ベッドの上でぼーっとしていたら、出かけていたランとレビアちゃんが帰ってきた。秋葉原でお買い物をしていたらしい。
 よい化粧品が手に入ったそうなので、今度俺にお化粧をしてくれるらしい。しかしそうなるとヒゲが邪魔になるなあ。
 剃らねば。


 漫画を描いたり、しーや君のサークルカットを描いたりしていた。サークルカットは24時までに描くつもりだったが、思いのほか手間取って結局27時くらいにメールで送る羽目になってしまった。モウシワケナス。
 なお出来上がったサークルカットを見て、
「俺の絵柄ってこんなのだっけ……?」
と思ったのは内緒である。


 ガチレズ大井botが新しいツイートを呟き始めた。大井っちは北上さんから理由も聞かされずに別れを告げられ、酒の勢いで加賀さんとベッドインしてしまったかと思いきや羽黒さんから事の顛末を聞かされていた。大井っちはアグレッシブなところが取り柄だけれど、たまには今日のように「もう加賀さんとクズレズ同士結ばれるしかない」「意味も無く北上さんに対して申し訳ないだなんて思うけれど、もうどうだっていい」と腐ってゆくのもまたアリだ。なにしろ大井っちからすればここ数日の間に北上さんに捨てられ、阿武隈というライバルが現れ、散々自己嫌悪に陥るきっかけとなった加賀さんからは特に説明を施されなかった、という踏んだり蹴ったりなイベントが立て続けに起こっているのだから腐るのも無理はない。
 ただそんな大井っちも、加賀さんをはじめ羽黒さん、比叡さんあたりのレズ友には随分と助けられている。加賀さんは所詮あんなだから大したことはないけれど、それでも大井っちが自分の同性愛根性を維持できているのはほかならぬ加賀さんの影響がとても大きい。ときには競い、ときには励まし合いながらお互いがお互いに自分の信じる同性愛者としての生き方を貫く様には確固たる絆を感じる。羽黒さんはいくら同性愛をこじらせているといってもやはり根っこの部分は純粋にいい人で、「私にはあなたの気持ちが痛いほど分かる。だからこうしてみたらどうかしら。きっとあなたにはあともうひと踏ん張りの勇気が必要なだけ」と言って背中を押してくれる。比叡さんは最近出番が無いけれど、実力行使の度合いが半端ないあの比叡さんのことだ。やるときはやる。同じく同性愛をこじらせている瑞鶴がこれからどう物語に絡んでくるかが楽しみだ。
 雷botの人も言っていたけれど、ガチレズ大井botの何がすごいってあの独特の世界観の中でキャラクターが自然に世界観にそった動きをしているところだ。とりわけ同性愛をこじらせている面子が「こじらせた結果こうなった」という様は本当に理解できるしそこに共感すら覚える。お話として読んでも面白いしためになるし、レトリックも練られてある。あれはもう完全にプロの犯行だとしか思えない。
 だから応援しています。頑張れ、比叡さん!

比叡「…………ハッ! 寝てません寝てません! お姉さまとの間に身篭った子供を出産する夢なんて見ていません! ……見ていません……」
 可愛い。

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Author:パクリコン
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