はつしお

 朝潮型駆逐艦の69番艦、初潮はつしお
 キスカ島への処女航海の途中でクレバスに飲みこまれたため、彼女の"初めて"はまだ終わっていない。
 好きな食べ物は赤飯、嫌いな食べ物はとろろ。
 将来の夢はお嫁さん。

「将来の夢がランカシーレさんとかぶってますな。……ん、ってことはランカシーレさんは」
「そこまでだ」パァン

~~~


"Moooornig! Mooooooning!"
"Shut up!"
(SMOSH風)

 朝ごはんのカレーを温める。
 さすがに二晩寝かせたカレーはコクが違った。カレーの中にいるであろう雑菌の数をなるべく考えないようにしながら、こだわりニンジンのとろけるカレーを戴いた。カレーはうまいッピ。

 植物さん達に日光浴をさせる。
 今日は晴時々曇りだったけれど、近々台風が来るであろう予報を察知したパクリコン他淑女5名は今が好機とばかりに日光浴としゃれ込んだ。なお日光浴をしていたのは淑女5名に他ならず、パクリコンはひたすら青色のカクテルにチェリーの浮かんだグラスを運んだりサンオイルを塗ってあげたりしていた。
 なおランカシーレさんが水着でグラサンを付けるとまさにセレブの風格だが、レビアちゃんが水着でグラサンを付けたところでマフィアの女にしか見えなかった。これぞ格差社会。


 大学に出かける。


 レポートの添削をしてもらった。
「自分で読んできてから人に見せるようにしてね」
と言われてむきゅーっとなった。
 どうやらまだまだ自分自身での読み込みようが甘いようだ。10回でダメなら100回、100回でダメなら1000回読むべきである。

「どうして回数が指数関数的に増えていくんだよ?」
「最近オーダーエスティメイションしかしてないもんでさぁ」


 以前にある文章中に『指数関数的に(とてつもない勢いで、の意)』という表記を見つけて噴いた。
 これくらいに高度なギャグを放てるようにならなければ失格だということか。かつて正闘士ネズ吉にあった「う、うわーっ! かなりの強度を持つ南十字座の鎧甲がーっ!」というセリフがダックDのツボにはまったように、不自然な言い回しや不慣れな表現をあえて用いることで笑いを誘うのはテクニックとして成立するものだと知った。
 重力で加速しながら自由落下する物体のことを「指数関数的に速度を増している」と表現するくらいのエンターテインメント精神は忘れないようにしよう。ツッコミとして「ブラックホールでもあるんか!」と入れることができればモアベターである。


 帰る。


 ランをお仕事に見送って、レビアちゃんと自宅でごろごろぐでぐでしながら過ごす。
 俺はレポート書いていたけれどな!

 レビアちゃんが、
「一回やってみたかったことがあるんだよ」
と言うので、レビアちゃんを机の下に入らせてみた。何をするのかと思って待っていたら、レビアちゃんは、
「この机が低すぎてフェラできない……」
ともがいていた。
 俺はレビアちゃんを机の下から引きずり出して、
「君のくちびる、真っ赤に熟れたリンゴのように瑞々しくて。あーまいお水で満たしておくれ。決して白く濁らぬもので」
と告げた。
 なお当のレビアちゃんは、
「それにつけても金の欲しさよ」
と返してきた。
 七七調に下の句とは斬新なり。


 ランをお迎えに行った帰りのこと、玄関でFebriを見つけた。失くしたと思っていたFebriだ。
 ランのおかげだなあ、と思ってランをモフモフしていたらランに怪訝な顔をされた。
 今度ランのために島風のコスプレを買ってきてあげるからね。

「買ってくださるのであれば、是非とも金剛ちゃんのコスプレにしていただけるとありがたいのですが」
「お、おう……!」
 ちゃんちゃん。

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Author:パクリコン
ピチロの世界の住人。

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