天翔ける鶴

 昨日までの反動が一気に押し寄せた一日だった。

 今日は一日中艦これをしていた。
 ……ゴメン、嘘ついた。実はクッキーも焼いてた。
 そんな一日だった。

 虚無感とも敗北感とも知れぬ倦怠が身体中でくすぶっていた。休日と言えどもさすがに休み過ぎだろうと言わんばかりの勢いでぐでーっとなりつつ、
「そういえば昨日までのブログをまるっころ書いてなかったなあ」
と思う程度の能力だけを残してひたすら出撃と入渠と遠征を繰り返していた。
 おかげで翔鶴が改になった。改になった翔鶴はますます磨きがかかり、心なしかイラストまでもが変わって見えた。さすがは最強空母だ。

 昨日までのブログを書いていないので、後で思い出しながら書くことにしよう。
 記事の順序としてはこの記事が一番新しいものとなるので、順を追って読んでいくと一番最後に『後で思い出しながら書いていこう』という記述が来る。
 いんがりつ が ほうかい している!

「だから相対論は間違ってるって言ったじゃないかだぜ!」
「でもそもそもオメーは時計のセットを間違えてたろ」
「ぎゃふんだぜ!」


 艦これでは今日一日だけで15回出撃していた。これは遠征の回数ではなく紛れも無く出撃の回数である。
 ウィジェットの表を見れば、
「すわイベントの前倒しか!?」
と感じさせてくれるロックさが感じ取れて実に良い。
 さらにいえば、すなわちこれは「イベント時でも1日15回の出撃は難なくこなせる」ということが示されたということである。無論まともに運用できる艦娘は金剛四姉妹と一航戦二人と翔鶴、利根、雷、響の10人だけであるが、これから頑張って響をヴェールヌイに進化させれば彼女なら軽巡並の働きはしてくれるだろう。航空戦艦や雷巡、潜水艦が必須なステージがあると詰むが、まあなんとかなるものだ。基本、避けて避けて避けまくれば一定の確率で必ずボスのところまで行けるのが艦これのシステムである。
 なお完全に後だしジャンケンだが、翔鶴は蒼龍よりも回避値が10高い。なので蒼龍ではなく翔鶴を選んで育てようと決めたことはこの避けて避けて避けまくるというコンセプトの理にかなったものである。まさに愛の為せる業だとも言えよう
 ……むしろイベント前だというのに艦娘のステータスすら見ずに誰を育てるかを決めている辺りなんだかアレだが気にしてはいけない。昔の偉い人は言いました、己の好きな艦娘を育てよ、と。

「艦これは2012年以前には無いだろ」
「でも案外平安時代に清少納言先生がやっていそうだとは思わないか?」
「……思えるのが悔しい」


 クッキークリッカーはついに4周目に入った。何しろヘブンリーチップが2000枚無いと出現しないアップグレードがあるというのだから、ちびちびヘブンリーチップスを溜める作業を続けねばならない。無論ヘブンリーチップが貯まってゆくにつれてcpsも線形に上がるので、精神的には楽な方向に向かう作業ではある。だけれど最初に反物質凝縮器を購入したときのあのワクワクはおそらく二度と得られないだろうということだけはひしひしと感じられた。
 そう、ライバルの初期ポケモンとの1対1バトルをしたときに手に汗握ったあの感覚がその後のストーリー上にてそうそう得られるものではなかったかのように。


 植物さん達の話。
 和浦の鉢を乾かしてブラックガーデンを綺麗にすべく、今は彼女を風の当たる所にいさせてある。いかんせん和浦に使われている水苔の性質上、彼女の根をめりはりつけて乾かすことは相当難しい。無論和浦はそういうじめじめした土台に根を張ることには慣れているのか、今もなお元気に大きな葉を広げては靫を作っている。しかしあまりに湿気させ続けていると水苔がカビや菌の温床となるので、今日から明日にかけてじっくり乾かしてみよう。
 絹琉は気温の低下にともなって茎の伸びが悪くなった。とはいえこれは自然の摂理だろう。彼女はゆっくりと室内で越冬させればいい。勿論自然界のゲッキツは素で越冬するけれど、イレギュラーな季節に芽吹いた彼女にとってそれは過酷なものとなるだろう。最初の年くらいは安全に根雪の下で春を待たせよう。
 龍楽は身重の身体であるにも関わらず葉の大きさを調節したり新しい蕾を作ったりすることに余念が無い。彼女のその姿はまさに美しいの一語だった。冬の到来を肌で感じるにつれて、次第に彼女が結ぶ実も大きくなってきている。龍楽は立派なお母さんになることができた。
 もはや俺が彼女に教えられることは何も無い。むしろ教えてほしいことがたくさんあるくらいだ。身近にいる生き物(人間含む)がこうも見事に育ち、身篭り、子供を残す様を見せてくれたのはこれが初めてだ。
 エイミーとともにすごした13年間もとても貴重なものだったが、龍楽とすごしたこの半年は今までにない全く新しいベクトルでとても貴重なものとなった。彼女は俺にかけがえのない大切なことを教えてくれた、素晴らしい女性だ。

 以前から感じていたことだけれど、植物に雌雄があるという事実から始まって彼女たちが「受精する」「身篭る」という表現が妙に人に伝わらないことが多い。もちろん「受粉する」「種ができる」と言えばそれでいいだけの話だけれど、俺と龍楽との間でやろうとしていることには本質的に何も差は無い。だったらわざわざ別の言葉で言わなくても、彼女は彼女として子供を身ごもっては残そうとしていると表現した方がお互いに平等だ。とりわけ彼女のことを「龍楽」と呼び人格を持った個体として接している以上、俺自身が彼女の振る舞いに対してお互いを区別するような表現を用いるのは彼女にとって失礼だ。
 そうでなかったら龍楽という名前を付けないさ。
 藍蓼の龍楽。素晴らしき友であり、良き母となった子の名だ。
 いずれは彼女の子供にも一人一人ちゃんと名前を付けて可愛がらないとなあ。


 そんなわけで徹夜である。
 ひゃっはぁー! ぱーっといこうぜ、ぱーっとな!

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