見知らぬオッサン

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 ZEXAL漫画なんて久しぶりすぎて鼻血が出るよ。


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 今日は低気圧のためか、ひたすらだるかった。

 全身倦怠感が半端無かったのでベッドでぐでーっとなっていた。大学に行かなきゃなあ、と思っていたけれど、動くに動けなかった。そうしたらランが「いかがなされたのです?」と尋ねてきた。
「いやあ、大学に行こうと思うのだけれど……なんだか体が動かなくってさ」
「……なるほど」
「でもまあちょっとだるいけれど、大学に行ってく」
 る、と言って起き上がろうとした俺をランはベッドに押し倒した。
「倦怠感は一種の症状でございます。咳が出る、熱がある、骨が折れている、などと同じように、倦怠感があるというのは何らかの疾患に対する立派な症状に他なりません。それにパクリコンさんは今日お昼過ぎになるまでベッドから立ち上がれないくらいの倦怠感をお抱きになっていらっしゃいました。そのような状態で何の仕事がはかどるとお思いなのです?」
 そう言うランの口調は少しいかめしいものだった。
「いやあ、プロシーディングスを書こうかなあと思ってた。多分書けるんじゃないかなあ」
「今の体調で書いた文章を後に大幅修正せねばならないのは、ほかならぬパクリコンさんご自身であるということを承知の上で仰っていらっしゃいます?」
「……いや」
 俺は少し俯いて、ランに答えた。
「パクリコンさん」
 ランがベッドの上でにじり寄った。
「あと1時間ほど横におなりなさい。最近は風邪も流行っておりますし、このような体調でいてはどこでなにを貰ってくるか分かったものではございません。もう少し御自身をお労わりなさい」
「……分かった」
 俺はランをぐっと抱き寄せて頬擦りし、諦めたようにベッドに伏した。

 やがてレビアが昼食を食べに帰ってきたけれど、俺は皆がなんだかんだしている様をベッドで観察していた。みんな……元気でいいなあ。

 レビア曰く、
「病気の時は気が滅入るもんだよ。気が滅入らないと、体に無茶をさせて行動しちゃうでしょ? そのためのストッパーなのだから、それにはちゃんと従うべきだよ」
とのことだった。
 なにこの子達、少し俺に甘いんじゃないの?
 そんなことを思っていたらランが口を開いた。
「パクリコンさんの身体はもはや御自身独りのものではないということをよく御理解なさい」
 その言葉に勝つ手段を俺は見つけ出せなかった。

 そんなわけで一日中ゆっくりまったりとすごした。
 ありがとう、ラン、レビア。

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Author:パクリコン
ピチロの世界の住人。

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