きみたちのベッドで

 うなされていた一日だった。

~~~

 朝起きて大学に行き、研究室のミーティングに出席した。
 進捗状況を話し議論を進めることで修論の方向性をはっきりさせていった。


 自宅に戻る。


 しばらく身体が重かったのでベッドで横になっていた。そんな俺の額にランがときおり手を当てていた。
「熱があるように思われますが、どこか具合の悪いところなどはございませんか?」
とランに尋ねられたが、俺はただ、
「別にないよ。ちょっとしんどいだけだから」
と答えた。
 けれどややあって昼ごはんを作ろうと思って立ち上がったところ、俺は意識を失ってベッドに再び倒れた。
 数秒後、俺の顔を覗き込むランの顔をがあった。彼女等を見て何も言えずにいた俺に向かって、ランはこう告げた。
「ひとつだけ我が儘を申してもよろしいでしょうか」

 俺はお布団の中でじーっとすることにした。

 ときおりランが本のページをめくる音や植物さんたちが光合成をする音だけが部屋の中に響いた。俺はやや混濁した意識の中で、今だけは修論のことを考えまい、と思った。熱もあり、咳も出て、倦怠感どころか意識障害が出る今だからこそ自宅で養生すべきだろう。そんなときに雑念に惑わされる必要もあるまい、と思って精神統一もかねて己との闘いを続けることにした。今日はコロキウムもあったのだが、コロキウムへ行きがてらに事故にあってはどうしようもないので今日の予定は全て考えないことにした。

 ランはときおり俺の顔を覗き込みにベッドに腰掛けては二言三言声をかけてくれた。
 ランの調子は元に戻ったようで、少なくとも俺に対しては普通に接することができる程度に回復していた。レビアに対しても少し我慢をしている部分が無きにしも非ずではあったが、円滑なコミュニケーションを図ろうというランの姿勢は見て取れた。

 夜になり次第に体が楽になってきたので、ランをなでなでしていた。ベッドの中でランのおっぱいに顔をうずめたりランのお尻に手を回したりしていた。
 ランが「アイマスの星井美希という子が私に似ていらっしゃいます」と言っていたので、今度確認しよう。

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Author:パクリコン
ピチロの世界の住人。

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