貴方の為に乗り越えて

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 一枚目は事前に描いたものであり、二枚目は事後に描いたものである。二枚目を使って愛し合えば更なるエクスタシーが見込まれたことだろうに、惜しいことをした。

 一枚目の絵は、ロングトレーンのドレスやガウンを纏ったランカシーレ女王陛下が地下にある溶岩桟橋の上を歩いてやってきたところの図である。桟橋の幅はトレーンの幅とほぼ同じなので、あの直角に曲がるところをどうやって乗り越えたのかが気になる所ではある。実際はガウンのトレーンを全部たくし上げれば案外なんとかなるが、その後綺麗にトレーンの裾を伸ばすのがやや厄介である。桟橋の上でそろりそろりとトレーンを下ろしていきながら身だしなみに気を付けるランカシーレ女王陛下が愛おしくてたまらない。
 今までとは違い、ガウンを前で合わせているところにリアリティを注いだ。あのようなガウンや十二単のように裾の長い衣類は裾が乱れがちになるのが欠点である。なのでガウンを前で合わせることで裾の先まで張力が行きわたるようにすれば、普通に歩いていても絵のように裾が足並みをそろえてついてきてくれる。その上何らかの拍子にガウンの裾が桟橋から垂れてしまっても、元に戻すのが相当楽である。総じてああいう具合に前で合わせるポイントがあるのと無いのとで着こなしの難易度が格段に違うといえる。
 よく見れば分かるように、ランカシーレ女王陛下の立っている場所は後方に伸びている場所よりも高い位置にある。ランカシーレ女王陛下がガウンごとドレスをたくし上げつつ階段状の桟橋を登ってやってきてくれる様は実に愛らしい。思わず抱きしめたくなる。無論このまま抱きしめるとおっぱいが相当邪魔だが、嬉しい悩みだということにしておこう。
 ガウンを掴んで引き寄せるも良し、腰に手を回しつつおっぱいにむしゃぶりつくも良し。ただし間違っても溶岩に落とそうなどと考えてはいけない。無論これはリョナ心を相当くすぐるシチュエーションだが、ランカシーレ女王陛下が極めて不憫なのでやってはいけない。

 二枚目の絵の背景に桟橋が描かれているように、二枚目の絵は一枚目の絵の続きである。
 ランカシーレ女王陛下を連れてきた部屋の中には巨大な陰茎がいくつも転がっていた。しかしランカシーレ女王陛下はそれらの穢れの茎にもろともせず、上品にドレスやガウンをたくし上げながら陰茎を踏みつつ進んでゆく。ランカシーレ女王陛下に踏まれた陰茎は精液を放出するが、たくみなドレスさばきによってそれを回避するランカシーレ女王陛下はとても麗しい。陰茎と陰茎の間には奇妙な紋様の書かれた触手がうごめいていたが、ランカシーレ女王陛下はそれらの穢れとは一線を画すかのように純潔を保ったまま陰茎の上を歩いてゆく。10センチはあろうかというハイヒールを履いているのもかかわらず、ランカシーレ女王陛下の歩みには一切の歪みが無い。まるで国の式典にてお披露目をするかのように、ランカシーレ女王陛下は調和のとれた上品さを以って穢れの上を渡ってゆく。
 ランカシーレ女王陛下の纏うドレスは前部分こそ床に触れるか触れないかの長さではあるが、横部分や後ろ部分は大いに床を引きずる長さを有している。ドレスを纏っていてもランカシーレ女王陛下は非常にか弱い存在だ。だがドレスによって敷き詰められている空間は、少なくとも今まさにこの瞬間ランカシーレ女王陛下が何物にも犯されないということを保証してくれる。それはドレスのみならずガウンも同様であった。ドレスの裾よりも長いガウンは、非力なランカシーレ女王陛下の威厳をかもすかのようにランカシーレ女王陛下に従ってゆく。そのためランカシーレ女王陛下は、ドレスのみならずガウンをもいかに上品に纏うかという身だしなみの技術を追求せざるをえなかった。何故ならランカシーレ女王陛下がガウンを後ろにたなびかせている間は、少なくとも後ろから誰かに襲われる心配は無いのだから。その保証を得るだけでもランカシーレ女王陛下には大きな意味があった。それくらいにランカシーレ女王陛下の身体は多くの人から狙われていたのだから。
 ランカシーレ女王陛下の唯一の盾はその身に纏われたドレスとガウンだけであった。ランカシーレ女王陛下はその盾に全幅の信頼をおいて穢れの茎を踏みつけつつ渡ってゆく。しかしランカシーレ女王陛下は一つ大切なことに気付いていなかった。そう、陰茎と陰茎の間を跨ぐ際に無防備な膣を地に晒しているということを。そしてその地には奇妙な紋様の触手が数多うごめいているということを。
 今まさにランカシーレ女王陛下のドレスの陰になって見えないところで、一本の触手が鎌首をもたげた――。




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 今日は絵を描いていたのでばっちり休養を取ることができた。
 毎度のことだが、パニエも無しにどうやってああいうドレスシェイプを維持しているのかという疑問には触れないでおこう。きっと頑張っているのだろう。見守ろうじゃないか。

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