白雪姫、改。後編5

<いままでのおさらい>
 白雪姫、改。前編

 白雪姫、改。中編

 白雪姫、改。後編

 白雪姫、改。後編2

 白雪姫、改。後編3

 白雪姫、改。後編4
<いままでのおさらいおしまい>

~~~

 ゴットアプフェルフルス国の国王が命を落としました。

「ラン! 大丈夫か!?」
「パクリコンさん!」
 パクリコンとランカシーレはともに駆けより、桟橋の上で強く抱きしめ合いました。
「ラン、ほんとうによくやってくれた。一時はどうなることかと思ったが、ちゃんと君はどんな形であれ最後まで取引をする姿勢を崩さなかった。君自身はこの国の立派な為政者になれる。自信を持っていい」
「そんな……パクリコンさんこそ、今回も私のことをずっと案じて守ってくださいました。私に危害が及ばぬよう常に牽制してくださったのはほかならぬパクリコンさんでございます。どうお礼を申し上げたらよいやら」
「いいんだ、ラン。君が無事なら俺はそれで……」
「パクリコンさん……!」
 そんな二人をにこやかに眺めるエルヴィン、微笑ましげに見つめるレビア、それに「この二人はここでもこんなんかい」と思うヒジリでありました。
「さてと、ラン」
 パクリコンは言いました。
「上に戻ろう。君の臣下に事情を話して、君がこの国の女王になるんだ。準備はいいね?」
「はい!」
 ランカシーレはパクリコンの右腕に抱き着きました。
「じゃあ……戻りますか」
 パクリコンは他三人に対してはにかんだ顔で言いました。しかしそれに対してレビアは冷静にパクリコンに尋ねました。
「でもさ、戻るって言ったって、どうやって戻るの?」
「へ?」
 パクリコンはきょとんとなりました。
「だってさ、あたしは長い滑り台みたいなのを滑ってここまできたんだよ。パクリコンさんのところはどうだったの?」
「す……滑り台だったよ?」
「ヒジリさんのところは?」
「滑り台でした」
 皆はしーんとなりました。
「あれ!? じゃあどうやってここから上に戻るんだ!? ひょっとして俺等、まんまと罠にはめられた!?」
「まあ落ち着きなって、パクリコンさん。そうでもないんだからさ」
 レビアは懐から地図を取り出しながら続けました。
「こっちの道を進んだところに階段がある。その階段を登ればお城の一階に出られる」
「なんだ、びっくりさせやがって。そうならそうで簡単じゃんかよ」
「うん……それはそうなんだけれどね」
 レビアは地図上に書かれた謎の大きな部屋を見やりつつ呟いきました。
「まあ行ってみたら分かるよ。それしか道は無いんだしさ」
「ほんとだな。よし、俺達の後に道ができる、の精神でやっていこう! おー!」
 パクリコンは勇み進んでいきましたが、「道があるから上に登れるんじゃないのか……?」と感じた他四人でした。
 一行は桟橋の上を進み、石畳でできた通路を歩いていきます。パクリコンは己の右腕に抱き着いているランカシーレをときおり撫ぜており、レビアはそんな二人を和やかに眺めており、エルヴィンも何かを確信したかのようにうんうんと頷いていました。
「あ、そういえばさ、ひーちゃん」
「何です?」
 パクリコンはヒジリに尋ねた。
「どうしてひーちゃんはここに来てくれたの?」
「地下に通じる隠し通路が存在する。地下には三叉路がある。この状況でどうして私が来ないと思ったんですか?」
「いや、まあそれはそうなんだけれど……そうじゃなくって、ひーちゃんはどうして来る気になったのかなー、と思ったんだよ」
「……命を捨てる覚悟でやっているあなたたちの計画が私一人のせいで失敗してしまったら寝覚めが悪い、ってのでいいですか?」
 ヒジリは面倒くさそうに答えた。
「うん、そういうことにしておくよ」
 パクリコンは満足げにうなずいた。

 やがて四人は大きな部屋の扉の前にたどり着きました。
「この部屋は何なんだ?」
「さあ? 地図にはここに部屋があるとしか書かれてないけれどね」
 パクリコンの問いにレビアも怪訝な表情で返します。
「まあ考えてたってしょうがない。入るとするかあ」
 パクリコンは景気よく扉を開けました。

 その大きな部屋はがらんどうでした。部屋の壁の一部に大きな穴が空いてあるだけの何の変哲もないところでした。部屋には石畳が敷き詰められてあり、ランカシーレのハイヒールの音だけがコツコツと響きます。
「ここはほんとうに何のための部屋なんだろうな?」
「もう設計者が気まぐれで作っただけなんじゃないかな」
 パクリコンとレビアはそんなことを話していました。
「じゃあさっさと通り過ぎるとするかあ」
 パクリコンがそう言ったまさにその瞬間でした。部屋の壁に空いている穴からゴゴゴゴゴと重いものが地を這う音が響きわたり、四人はビクリとその場に立ちすくみました。
「な……何か来るのか?」
 パクリコンがその穴を凝視していると、やがて壁の穴の向こうで二つの光がキラリと輝きました。
「へっ……?」
 その瞬間、穴から全長10メートルはあろうかという真っ赤なトカゲが現れました。そのトカゲの身体は炎で覆われており、ぎょろりとむき出しになった目はじっとこちらを凝視しています。大きく裂かれた口からは火の粉が飛び出ており、鎌首をもたげるだけで高さが5メートルもあるこの部屋の天井まで届きそうです。
「な……なにこいつ……!? ラン、知ってる!?」
「存じません! 何故このようなものがここにいるのかなど一切知らされておりませんでした!」
「ぐっ……エルヴィンさん! 何か知ってます!?」
「ここは国王の所有していた部屋です! 何か隠されているとは思っていましたが、まさかこのような怪物がいたとは……!」
「くそっ……! 国王以外は地下から出られない、ってのはこういうことか……!
 その真っ赤なトカゲはパクリコン達五人にゴオオッと火を吐いて威嚇しました。
「ここは一旦引くしかない! 戻るんだ!」
「それが!」
 エルヴィンが叫びます。
「この扉は向こうからしか開けられない仕組みになっているようです! 開きません!」
「なんだって!?」
 パクリコンはとっさに部屋を見渡しました。すると部屋の向こう側にまた別の扉があることに気づきました。
「みんな! あっちに扉がある! あそこまでたどり着ければいいのだが……どうもこいつがそれを許してくれなさそうだ」
 大きな赤いトカゲは尾をビタンビタンと打ちつけながら、次第にパクリコン達に近づいてきます。
「やるっきゃないよ、パクリコンさん!」
「そうだな。……エルヴィンさん、ランを頼みます。いくぞ!」
「うん!」
 パクリコンとレビアはダッと駆け出しました。パクリコンとレビアは左右に分かれ、大きなトカゲの周りを旋回しました。
「こっちだ! こっちまで来てみろ!」
 真っ赤なトカゲはパクリコンのほうを一瞬見やります。その瞬間、レビアはボウガンでトカゲの顔に向かって大きな矢を放ちました。しかしボウガンの矢はトカゲの身体にシュンと溶けてしまい、まったく効き目がありませんでした。
「普通の攻撃は効かないってことね」
 レビアはボウガンを捨て、バッと右手を旋回させました。
「我にフォースの加護を与えよ! 発動、刻印付与ディヒトゥング・ツシュス!」
 コウッとレビアの身体に刻印のフォースが宿ります。
「からの……刻印武器ディヒトゥング・ヴァッフェ!」
 レビアは右手を前に突出し、黒と黄色の入り混じった光線を大きなトカゲに向かって照射しました。トカゲは一瞬たじろいだものの、ぎょろりとレビアに目を向けて大きく炎を吐きます。
「あーっつつつつつ! でもダメージはゼロじゃないってことが分かっただけでも大収穫だよ!」
「そうか。そうとなれば……虚動雷電ファールレシヒ・ドンネル
 パクリコンは真っ赤なトカゲに接近して右手から雷のフォースを放ちました。フォースが直撃したことで大きなトカゲの動きが一瞬にぶります。
「レビア、今だ!」
「まかせて! 刻印武器ディヒトゥング・ヴァッフェ!」
 今度はレビアの左手から黒と黄色の入り混じった光線が照射されました。さきほどのものより光束の大きなその攻撃は大きなトカゲの肩部に直撃し、その間接の力を奪うほどの威力を示しました。
「パクリコンさんの攻撃のおかげで停止症状になってるから、ダメージがでかいんだろうけれどね!」
 そう言うレビアの傍をヒジリが駆け抜けます。
「あんまり奴の前で隙を見せない方がいいですよ。……覚悟しなさい! 鋼鉄尾羽アイゼンシュヴァンツ
 尾羽に集中させたフォースを利用して、ヒジリは真っ赤なトカゲの右足に強烈な打撃をくらわせました。
「その調子だ! もう一発フォースをくらわせれば……!」
 パクリコンはそう言ってフォースを高めようとしました。しかし炎の身体を持つトカゲは大きく尻尾で薙ぎ、パクリコンとレビア、ヒジリを弾き飛ばしました。
「がはあっ!」
「いぐうっ!」
「ひぎいっ!」
 三人とも壁に打ち付けられ、体中を麻痺させるような痛みが走りました。
 そして大きな炎のトカゲは、残されたランカシーレにギョロリと目を向けました。おびれるランカシーレに向かって大きなトカゲはパックリと裂けた口から炎をゴオウと吐きました。
「いやあっ!」
 部屋の隅で熱さから逃れんとするランカシーレと、それを見て立ち上がるパクリコン。
「貴様……いい加減にしろ!」
 パクリコンは頭胸部にフォースを集中させ、真っ赤なトカゲの横っ面めがけてフォースを撃ち放ちました。
虚動波動ファールレシヒ・アンダレーション!」
 上下に振動するフォースが大きなトカゲの脇腹に直撃しました。炎に包まれたトカゲはその衝撃でパクリコンのほうに身体を向かせ、その鋭利な爪を有する左前脚でパクリコンを薙ぎました。
「がはあっ!」
「パクリコンさん!」
 レビアはパクリコンの怪我を見やり、隙を見せた炎のトカゲの脇腹に再び刻印武器ディヒトゥング・ヴァッフェのフォースを打ち込みます。タンパク質をえぐる音が響くことで大きなトカゲは一瞬ひるみこそしましたが、なかなか致死ダメージにはなりません。
「レビア! 下がっていろ! ここは俺がなんとかしてみせる!」
「そんなこと言ったって、パクリコンさん一人で敵う相手じゃないよ!?」
「分かってる。でも試したいことがあるんだ」
 パクリコンはそう言って、トカゲに向けて再びフォースを凝縮させました。
虚動雷電ファールレシヒ・ドンネル!」
 雷撃のフォースが再び真っ赤なトカゲを襲い、生命に宿るエネルギーを削りとります。しかしその大きなトカゲは一瞬動きを止めたものの、再びパクリコンにギョロリと目を向けて口から灼熱の炎を吐きだしました。
「そう来ると思ったよ! 今だ! 虚動反射ファールレシヒ・リフレクション!」
 大きなトカゲの口から吐き出された炎はパクリコンの1メートル手前でその運動量の正負を変え、トカゲに向かってはじき返されました。トカゲは顔面を炎でやられたためか、ボフッボフッという音を出して大きく咳き込んでいます。
「そうか、奴の弱点はそこか。奴が炎を口から吐くのは攻撃のためだけじゃない。炎を吐く器官を持つ口の中に異物を入れないためでもあるんだ。レビア、ひーちゃん! 俺が隙を作るからやってしまえ!」
「うん!」
「まかせなさい!」
 トカゲが再びギョロリとパクリコンに目をやった時には、既にパクリコンがフォースを撃ち放っていました。
虚動雷電ファールレシヒ・ドンネル!」
 雷撃のフォースが空をほとばしり、ビクッとトカゲの動きが再び止まります。レビアとヒジリはその瞬間にビタフォースを励起させました。
「左右同時発射! 刻印武器ディヒトゥング・ヴァッフェ!」
「空を割け! 爆撃雷電ジョルトブレーネン・ドンネル!」
 二人のフォースは炎を纏ったトカゲの口の内部に直撃しました。トカゲは大きくのた打ち回り、あたりかまわず尾を打ちつけています。その時でした。
「きゃああっ!」
 ランカシーレが尾の一部に当たり、床に殴り倒されました。
「ラン……!?」
 炎に包まれたトカゲは大暴れしながら何度もランカシーレの近くの壁に尾をぶつけています。ランカシーレは恐怖のあまり身動きができません。そして真っ赤なトカゲがもんどりうつことで、ランカシーレの頭上に大きくその尾が振り上げられました。
 その瞬間のこと、パクリコンの瞳孔はくうっと拡散しました。
「ランに手を出すなーッ!」
 パクリコンは駆けてランカシーレの前に立ちはだかり、虚動反射タイマニング・リフレクションのフォースを展開させました。ビギイイインという鈍い音が響き渡り、尾はランカシーレの左2メートルのところに振り落とされました。
「くたばりやがれッ! ビタフォース発動ッ!」
 パクリコンは大きくビタフォースを励起させました。
虚動格球ファールレシヒ・エヴァルトスフィアッ!」
 パクリコンはフォースによって緑色の球を生成しました。直径2メートルはあろうかというそのフォースの球は、そのまま射出されてトカゲの胴体をえぐりました。大きなトカゲはバランスを崩してずしりと後ろに転倒しました。
「まだだッ! 虚動極光ファールレシヒ・シュテルンゲホルヒェンッ!」
 パクリコンの両腕からビシリと血が噴き出すや否や、パクリコンの両腕からまばゆいフォースの塊が四つ照射されました。それらはトカゲの両の眼球、鼻腔、そして喉笛をえぐっていきました。感覚を失ったトカゲはのた打ち回り、壁に空いた大きな穴に何度も頭をぶつけていました。あたり構わず身体をうちつけてゆくたびに身体の炎が弱弱しくなっていきます。
「とどめだッ! 虚動死異ファールレシヒ・アイゲンナルティッヒッ!」
 パクリコンの肩からぶしゅううっと血しぶきが出たかと思うと、パクリコンの両腕からどす黒いフォースの塊がトカゲの胴体に向けて打ち込まれました。それは確実にトカゲの心臓をえぐり、トカゲの動きを完全に停止させました。
 生命活動を奪われたトカゲはやがてバタリと倒れました。壁に空いた穴にもたれかかりながら、かつて炎に包まれていたトカゲはしゅうううという音とともに次第に灰になっていきました。
「はあ……ッ! ……この……ッ! これで……ッ! ……どう……だ…………」
 パクリコンは体中から流れ出る血を押さえようとしましたが、それも間に合わず気を失ってその場にどさりと倒れました。
「パクリコンさん!?」
「パクリコンさん! しっかり!」
 そんな声が遠くに聞こえたのを、パクリコンはおぼろげな意識の中で感じ取りました。

 気が付くとパクリコンは大きな部屋の一室のベッドの上で横たわっていました。窓の外には大きな月が煌々と大地を照らしており、部屋の中にも月光が差しこんできます。部屋はとても質素でしたが、細々とした食器や植物などが飾られてあるとても瀟洒なところでした。パクリコンは横になったまま己の身体に触れます。あちこちに包帯がぐるぐるまきにされてありました。
「あれ……? 俺、なんでこんなところにいるんだっけ……? ここは俺んちじゃない……?」
 ややあってパクリコンは思い出しました。
「そうだ……。ランを女王にするために……俺達は……戦ったんだった……。俺は……ランを守るために戦ったんだ……」
 パクリコンはぐっと歯を食いしばりました。
「……バカか俺は……」
 パクリコンが月明かりの中で己に対する怒りを押し殺していると、部屋の扉が開きました。
「誰だ……!?」
「あたしだよ」
 その声は紛れもなくレビアのものでした。
「ああ、レビア。すまない、俺は……動くこともできないみたいだ」
「だろうね。あれだけフォースを使ったんじゃあ、普通は2年くらいそのままじっとしていることを余儀なくされるだろうね」
「……反省している」
「しなくていいってのに」
 パクリコンの声を聞いてレビアは言いました。
「あのトカゲの化け物を倒すためにパクリコンさんは戦った。それが全てだよ。あたしよりもヒジリさんよりも、パクリコンさんが一番戦ってた。だから治してあげる」
 レビアはパクリコンのベッドに腰掛け、パクリコンの頬に手をやりました。
「……レビア。すまない、俺は君の治癒を受ける資格など無い」
「どうして?」
「俺は君のために戦ったんじゃない……。ランを守るために……ランがこれ以上傷つかないようにするために戦ってたんだ……。だから……」
「あたしに治癒される義理なんて無いってか?」
 レビアはからからと笑いました。
「確かにあたしとパクリコンさんは約束したよ。『パクリコンさんがあたしを守る代わりに、あたしがパクリコンさんを癒す』って。でもだからといって『パクリコンさんがあたし以外を守る代わりに、あたしがパクリコンさんを癒す』ということを否定できないんじゃないかな?」
「……」
 パクリコンは何も返答をしませんでした。レビアは続けます。
「パクリコンさん。今ランカシーレさんは王城の人たちに説明をしている。エルヴィンさんと一緒に、国王がどんなに悪いことをしていてどんなことをやったから地下の溶岩にて死んでしまったかを皆に話している。ランカシーレさんってばすごいね、みんなから姫様、姫様、って大事にされててさ。あれくらいに人望があるのだったら、充分女王としてやっていけるよ。パクリコンさんはそんな人を守ったんだよ。もしパクリコンさんがいなかったら、あのトカゲにみんなやられていたかもしれないのに。でもパクリコンさんのおかげでそうはならなかった。それを踏まえて、あたしがパクリコンさんを癒すのをパクリコンさんは拒むの?」
 パクリコンは少し黙った後に口を開きました。
「レビアは、ランのことをどう思っているんだ?」
「素敵な女王様になれる子」
「そうじゃない」
 パクリコンは抑揚の無い声で続けました。
「俺がランを守ることについてどう思っているかを尋ねているんだ」
「どうもこうも、パクリコンさんが守りたいならそうすればいいと思うよ。あたしからはそれだけだ」
「……君はどうも自分の身を軽んじすぎているように見える。君の身体はそんなに安くない」
 パクリコンはぶっきらぼうに言いました。しかしレビアは短く、
「これでパクリコンさんが癒されるのなら、あたしにはこれ以上のものは無いよ」
とだけ答えるばかりでした。
 月明かりが二人の顔を照らします。
「レビア」
「なに?」
「君を抱きたい」
「あはは、今はダメ」
 レビアはまじめな表情で続けました。
「ちゃんと身体を癒してからでないと、ダメ」
 そう言ってレビアは、袂から取り出した緑と紫の入り混じったおどろおどろしい薬剤を口に含みました。
「はい、じゃあじっとしててね」
「……レビア。本当にすまない」
「謝ることないのに」
 レビアは着ている物を脱ぎ捨て、小麦色の肢体を月明かりのもとにさらけ出しました。ぷっくりとふくらんだ乳房に筋肉質な上腕、なめらかな臀部にしなやかな太腿。レビアはパクリコンの横たわるベッドにあがり、パクリコンの顔を跨ぎました。
「じゃあ、いつもどおりいくね」
「……ああ」
 レビアとパクリコンは、二人だけの秘密のビタフォースの授受を行い始めました。

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プロフィール

パクリコン

Author:パクリコン
ピチロの世界の住人。

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