まごまごの夜1

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「苺ましまろの絵柄に似てきたな」
「スランプ真っ只中だからな! 気合い入れて行くぜ!」

~~~

 今日から一週間が始まる。それは、任務をたくさん消化すべき一日が幕を開けたことを意味する。さあ、朝陽とともにでち公のお尻を叩いてオリョクルに出撃させよう!
「休暇が欲しいでち!」
「日曜日はたっぷり8時間寝ただろう!? さあ行け!」

 出かける。

 ダイガーク海峡のリブーツ島ではテストの採点をやっていた。
 ほんとうにそれしかしていなかった。
 みなさんは電磁気学をよく理解していらっしゃるなあ。(頓絶法)

 自宅に一度戻り、秋葉原に出かける。

 近所でレビアと落ち合い、マクドナルドでなんだかんだと話した。バレンタインのチョコも貰った。レビアの恋話も聞けた。レビアがバレンタインデーに意中の人に告白したところ『返事を待ってほしい』と言われた、とのことだった。相手の性格から察するに、これはもう「俺から改めて言わせてくれ」のパターンだ。レビアにもついにお似合いの恋人ができるのかあ、と思うと感無量だった。
 だからって「あたしが付き合い始めたらもうパクリコンさん家には泊まれないよね。だから今日だけ一泊させて」とやって来ちゃうのはどうなんだろう。いやまあ、レビアがいいのなら俺はいいんだけれど。

 レビアを俺んち送りした後に秋葉原に向かう。

 あらゆる煩悩を振り払ったパクリコンには、目の前の下着すらただの布地にしか見えなかった。もはやそこにいたのはケダモノではなく、「ああ、桃色の水玉模様が周期的に並んでおる」と思う一人の賢者であった。
 そんなパクリコンが知り合いの子にそっとホットココアの缶を差し出したことを誰がやましいことだと思おうか。

 自宅に戻る。

 「リーゼさんとエイミーと龍楽は天国で良き友達になっているといい。友情に言葉は要らない」と思いつつも、彼女等の間に共通言語が無いことに一抹の不安を覚えた。でも「コミュ障? 何それ」のエイミーがいればなんとでもなるだろう。龍楽も真面目でいい子だし、なんだかんだでその中で一番背の高いリーゼさんが一番のお姉さんでいられる空間は和めるものだ。
 享年でいえば90歳と13.5歳と0.5歳という圧倒的ログスケールレベルの差もあるけれど、同じく生けとし生きる者なのだから分かり合えるはずだ。そもそも彼女等はこれまでいろいろと戦っていらっしゃってきた人たちばかりなのだから、本当になんとでもなるような気がする。戦いの舞台が共通したことは無いけれど、共通してそこには俺がいたのだから。

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Author:パクリコン
ピチロの世界の住人。

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