レオルド・デ・ボンテ!

 レオルドとスカイプで話していた一日だった。

 レオルドがにゃんごろべりーという店の非電源ゲーム支部という名義でツイッターのアカウントを持っているので、それについてなんだかんだ話していた。とりあえずはレオルドが、
「リツイートするのに理由なんて要らない」
というアヴァンギャルドなスタイルを貫いているのが判明したのでめでたしめでたしだった。なにしろあまりにアレなリツイートが多かったので、
「これらのリツイートを本気で良いものだと受け取っているならキモいし、かといってこれらを晒しリツイートしているのならノーコメントでキモいし、一体何がやりたいんだ」
と思っていたところだった。なのでその疑問に対する「とくにやりたいことはない」という回答が得られたのは大きかった。正直な感想としては「何も考えてないんじゃしょうがないな!」である。無論何も考えずにツイートやリツイートを繰り返していると予想外の叩きやクレームにまみれてあぼーんな結果になることは火を見るよりファイヤーだが、レオルド曰く、
「リアルが忙しいから呟くに呟けない」
とのことなので、おそらくは炎上するようなツイートすらそうそう出てこないだろう。
 俺にできることは……奴の数少ないツイートを炎上させることだけだ……。

 にゃんごろべりー曰くの「妨害を受けるとイライラする」という部分が最高にロックだった。質はアレだがアカウントによるリツイート内容がとにもかくにも「ルールなんて度外視で楽しむことを第一にすべきだ」というものが並んでいるので、そんな中で「オレはこのプレイングをやられたらイライラする」と店が言い始めたらそれはもうえらいこっちゃである。だったらいっそのこと名古屋をにゃんごろべりー帝国にしちゃいなYO、と感じた。そうすれば俺イズルールになる。誰も文句を付けられないというまさに盤石の布陣が完成する。「ルールが整っていないからローカルにルールを整備する」ではなく、「俺の好みのルールを作る」というスタイルなら帝政が似合う。
 そして帝政は反乱軍によって崩壊させられるのが最も似合う。もっと俺をワクワクさせてくれよぉッ!

 レオルドがペンデュラム召喚でワンキルできる、と意気込んでいた。それに近いことをやっているのがペンデュラム征竜だけれど、いやぁそれくらいしかないんじゃないんですかね。レオルドにはPモンスター2枚を貼って大型モンスター4体による攻撃を何の除去も受けずに通してほしいところである。頑張れレオルド! お前にならできる! 張り切ってパック剥こうぜ! 5箱くらい買おうぜ! 星読みと時読みはスターターに入っているから気を付けろよ!

 レオルドがカードゲーム制作に困難を抱いているようだった。どう考えても以前の「金も人脈もあるサークル代表」を利用しなかったのが戦術ミスのように思えるが、それとは別個にカードゲームだのボードゲームだのを造ろうとしているようでなんだかんだで立て直しを図っているようには見て取れた。……まあレオルドのことだから「ダメっぽかったらポイ」の連続で一つも完成しないまま今に至っているような気もするが、気にしてはいけない。そこに気をしてはいけないという姿勢は10年前から始まっているが、いまもなお気にしてはいけないということには変わりない。
 こういうときに「愛情」とか「根性」といった単語で現象を見るのはみっともないししみったれているので、ひとつひとつ技術の端々から計画の立て方に至るまでのなんだかんだを具体的に詰めて話していった。けれどほぼ全てにおいて「時間が無いからやれてない」→「けれどやりたい」という部分が多いため、
「あ、これ命を預かる仕事をやったらアカン奴や……」
という思いを抱いたのは事実だ。
 古今東西できることとできる見込みの無いことがある状況で、後者だけに手を付けるのはやや計画性が足りてない。できるものを完成させれば何かしらのステップになる一方で、できるとは思えないことをやって「いまだできない」状態でいるのは結果的に時間とエネルギーの無駄だ。無論何らかの経験値はたまるだろうけれど、単純な経験値の比較で言っても「できることをやる」のほうが凄まじく経験値効率がいい。あとは楽しさとかその時の思い出だとか雰囲気の良さとかもあるけれど、そのへんは個人個人で重きの置き方が違うのでその都度その都度後悔の無いようにやっていればよい。
 だいたい世の中結果が全てじゃないしな! 結果を出して超絶不幸せな人と結果を出さずとも超絶幸せな人がいたら、パクリコンは後者になりたいぜ!
 なお世の中には「結果の良し悪し=幸福度の良し悪し」な人もいるので、そのへんは面倒くさい話である。そうなると「お前は一体なんのために生きているんだよ」という流れにならざるをえないので、それについては各々自宅のベッドでウンウン唸って考えていただきたいところである。

 カードゲームを造るにあたって「キャラクターのデザインができない」というレオルドの話を聞いて、
「おおおおおおおおお前今までの妄想はどないなっとんやねん!?」
と感じた。人間が27年間生きてきた結果の妄想を反映させればキャラクターの10人や20人くらいちゃちゃっとできそうな気がするのだけれど、どうなんだ。
 その話をしていたときに脳内で適当に「DNAドラゴニック・ニュークリア・アナライザー四天王は以下の四人のドラゴンから構成されている! アデニンは、気は優しくて力持ち! ゴリラの死体をアナルファックするのが趣味だ! シトシンはチビだがラーメンの知識に欠けては天下一品だ! だが彼の嫌いなラーメン屋は『天下一品』だぞ! グアニンはぐるぐるメガネで白衣を着た電気実験マニアだ! 電気実験に白衣は必要ないのだが、ヤツは白衣フェチである! チミンは他三人の空想上の友達だが、ピンチになると的確な助言をしてくれる頼もしいヤツだ!」という話を作ったパクリコンをレオルドは崇め奉ると良い。いつでもDNA四天王の設定をいくらでも掘り下げて使わせてやろう。レオルドはアナルファックみたいなライトプレイも嫌いならしいので、そこは適宜柔らかい単語に置き換えると良い(「アナルファック=漆黒の剣を磨くこと」みたいな)。

 著作権の話は、とりあえずは「レオルドがPerpetual Periodのコピペをやろうとしていた」という事実から全てを汲み取ることができる。これに関しては修行あるのみですね。

 レオルドは黒髪ロングが好きだった。どうせぱっつんなんだろ!? 全体的に癖毛とかが少なくて、白いワンピースと麦わら帽子を身に付けてライ麦畑にいそうな少女のことなんだろ!? 茶道とか華道とかがめちゃんこ上手だという設定とかあるんだろ!? いざゆけ、テンプレの世界へ!
 黒髪ロングに関して言えば、俺はレビアを愛でられれば良い。それだけだ。俺にとっての黒髪ロングはレビア以外にありえない。レビアみたいに性も暴力も「世の中そんなものだよ」と受け止めて、泥まみれになりつつ、綺麗さとは縁の遠い戦いをともに長く続けてくれるような子が黒髪ロングに相応しい。黒髪ロングといえばざっくばらんで気が置けなくて、嬉しいことも悲しいことも同じ目線で分かち合っていけるような子であってほしい。あとは独特な髪型と装飾物があると良い。弱点は多いけれど強力なフォースをなんとか使っていけるような子であってほしい。「完璧」とか「無欠」ではなく、清濁併せのむなんでもありのそこらへんにいそうな女の子であってほしい。なんだかだんだんと黒髪ロングキャラに対する願望なのかレビアに対する記述なのか分からなくなってきたが、ともかく俺はレビアを愛でる。俺には黒髪ロングは一人だけいればいい。それがレビアだ。

 レオルドがイラストの依頼を行った結果玉砕したという話を聞いた。イラストレイターに対するしょっぱなのメール内で既に絵の注文が始まり、何故か解像度やサイズやファイル形式についての話が無く、ラフ絵などの提供も無いまま「可愛さよりも美しさを」という旨の注文で終わっていた。
 この世界にこんな依頼が存在するのか、と思ったパクリコンにキバヤシの姿を重ねた人も少なくなかろう。pixivでこんなメッセージを受け取ったら速攻でブロックだ。ツイッターでもスパブロくらい普通にやれるレベルだ。報酬についてもレオルドは提示していたようだが、レオルドの中でのイラストレイターの地位は低いのでそのへんはあまり推して知りたくないところである。願わくは、被依頼者が「あいつマジでアレ」という内容の書き込みをWEB上で行っていないことを。
 絵の依頼というものはそもそも「絵の知識はあっても絵の技術が無い人が、絵の知識も技術もある人に頼む」という形式が前提にある。そこで逆に「そもそも絵に対する知識が無い人」という人は何者なのかというと、要するに「絵なんて30分で描けるんだろ?」とか「とりあえず漫画家の誰やらみたいな絵柄で描け」みたいなことを平気で言っちゃうような人のことである。そういう人の発するクソコメ率は実際に半端ないし、正直絵に関しては関わらない方がお互いのためにもなる。ひいてはイラスト業界全体のためにもなろう。
 今回のハイライトとして「可愛さよりも美しさを」の部分が際立っている。言うまでも無く美術全般の最終目標は美のイデアの追求である。プラトン先生に言わせるともっと広い範囲で美のイデアの追求は行われているらしいが、とりあえず美術(なかんずくイラスト)に関して「美しいものを描け」という注文が「とりあえず描け」という注文と何が違うのかがさっぱり分からない。いうなれば世の中のものすべては美しいだろ、いい加減にしろ!
 さらにはこの「可愛さよりも美しさを」という注文は空前のそして願わくは絶後の最強抽象度を有している。まさに、
「可愛さとか美しさって何だよ!(哲学)」
のノリである。そしてそこで明確な答えを用意していないあたりが実にレオルドらしい。イケてる、マジ輝いてる。そんなお前が一番可愛いよ。
 これを踏まえると被依頼者がつくづく気の毒なのが分かると同時に、パクリコン自身がこれまでどれだけクソ依頼から離れたところにいるのかを実感できた。そう考えるとしーや君がまるで天使ラグエルのようだ。無論それはしーや君自身に絵の知識がありしーや君が的確な指示の出し方とともにものつくりの何たるかが分かっているからに過ぎない、と言ってしまえばそれまでだが、その存在価値を改めて認識できた。あとはゲー研にもいくつか絵を描いたけれどあのときは「○○のポケモンを描いてくれ」だったからとてつもなく分かりやすかった。総じてパクリコンは計り知れないくらいに恵まれていた。
 なおラボーチェのアレな子がアレなメールを寄越してきたときには殺意と同時に「ラボーチェ員は全員ホモ」と2ちゃんねるに書き込んでやろうという意欲も湧いたが、そもそもあのメールはマツモトさんというどこの誰とも分からない名も無い少年にあてて送られてきたメールなのでスルーするのが最善であると当時も今も思っている。ついでに言えばラボーチェ員が全員ホモだったらパクリコンもホモになる。ぎゃふんだぜ。なのでラボーチェには毎年延々と数ページに渡る漫画を送りつけると言う最強の嫌がらせ、もとい貢献を果たし続けることでラボーチェの英気を維持しようと思う。

 今頃になってモバマスを始めた。始めたと言っても所詮は星井美希を適当に手に入れることが最終目標なので、正直モチベーションは☆1の攻守ゼロである。パズドラみたいなパズルがあるわけでもなく、萌えCanちぇんじ!みたいにバリエーション豊富な育成要素があるわけでもないので、
「俺はパズドラか萌えCanがやりたい」
という思いを抱きつつプレイしている。せめてキャラクターがパズドラか萌えCanちぇんじ!と同じくらいに可愛ければよかったのだけれど、それを言ってしまうと「萌えCanちぇんじ!のランやパズドラの麒麟ちゃんに比べて星井美希が可愛いかどうか」という誰がどう見ても答えが水を見るよりウォーターな問いにぶちあたるので、考えてはいけない。
 とはいえここまで「モバマスはパズドラや萌えきゃんの下位互換」と割り切れれば気が楽だ。スタミナなんていくらでもガバガバ無駄遣いできるし、ログインボーナスを得られなくても「まあいっかー」となる。こんなに日常に対する負担の少ないゲームが他にあろうか。かのまどか☆マギカオンラインですらログインボーナスオンラインと化しているが、それでもなおログインボーナスだけは何が何でも欲しいし、あの世界での魔法少女ランカシーレちゃんがかわゆいのもまた確固たる事実である。
 そうなるとあとはモバマスで14日後くらいにレオルドから貰えるであろう星井美希のユニットだかなんかだかを手に入れればそれでサティスファクションである。ウィキなどで星井美希のイラストを全部見たらそれで満足できるような気もするが、気にしてはいけない。ゲーム内にはボイスがある。それだけで充分だ。別に星井美希の声は好きでもなんでもないけれど、とにかくボイスがありさえすればそれがグリコのオマケになる。無論ウィキにボイスも載っていたらなんかもうそれだけで本格的にパクリコンの中でのモバマスの存在意義があやうくなってくるが、今の段階ではモバマスがどうなろうと可哀想とも何とも思わないので気楽にやろう。
 これほどまでに課金をそそられないゲームも珍しいので、それなりの「価値の無いという価値」はある。いわゆる「壊れた扇風機は暑くない日に使える」というものである。「モバマスは壊れた扇風機」だ。「ヴァンキチは壊れたテープレコーダー」と並ぶ「○○は壊れた△△だ」である。
 なお世の中に存在するという「札束で殴り合うプロデューサー業」にいそしんでいる人たちはがんばれがんばれ。完全に他人事だけれどがんばれがんばれ。借金背負ってがんばれがんばれ。ポルシェを売ってがんばれがんばれ。人はあまりにもがんばれと言われすぎると死ぬけれど、がんばれがんばれ。

 「がんばれ」がいかに上から目線で相手を突き放す言葉かを実感できた。良いことだ。

 そんな時間を楽しく過ごした一日だった。

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Author:パクリコン
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