ぱっく!

「ぱっくに通った! 来た! 見た! 勝った!」
「おっと、『勝った!』はすべてを成功させてから言うセリフだぜ!」 ドン☆

~~~

 レビアが泊まりに来ているので、いろいろと話していた。
 どこにいても必ず帰るべき場所があるということは幸せなことだが、やがては己自身が誰かにとっての帰るべき場所になるものだ。

 レビア曰く、
「最近は「俺TUEEE!」な作品が流行ってるから、別に変でもなんでもないよ。誰だってよりたくさん売れるものを作ってお金儲けしたいもの。だからこそパクリコンさんには「俺TUEEE!」なお話じゃなくて、周囲より劣る環境にいる主人公が少しずつ実力を身に付けていきあらゆる苦難を耐え忍びながらやっとこさ勝負の場に出ることができて相手の理不尽な仕向けをも覆しながら泥まみれで勝利をもぎ取るようなお話を書いてほしい」
とのことだった。
 言われるまでもない。俺もそういうのが書きたいのだから待っていてくれ。出来たらすぐに見せてやるから。

 生理で寝込んでいるランの背中をレビアがさすりさすりしていると、ランが突如としてレビアを抱きしめにかかった。
「なぁに?」
とランの腕の中で余裕げなレビアに対し、ランはただ荒い息の中で、
「可愛くて柔らかいものを抱きしめたいというこの衝動をどうして抑えられましょうか」
と告げていた。
「抑えなくていいじゃん。減るもんじゃないんだし」
と言うレビアはランにきつく抱きしめられたままでも相変わらずランの背中を撫ぜていた。
 レビアにならランを任せられる。俺では満たせない部分を、レビアなら満たしてくれる。
 二人の姿はまさに愛すべきそれであった。

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Author:パクリコン
ピチロの世界の住人。

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