KUKKORO

 くっころキャラが台頭してきた一日だった。

 オークなどに暴行されそうになったときに「くっ……殺せ!」というセリフを吐くのが似合うような気の強い美少女のことをくっころキャラと呼ぶ。例を挙げるなら、バディファイトでいうところの霧雨正雪である。正雪はチンチンバディファイト♂の持ち主だが、気にしてはいけない。あの世界では未だ誰も己のチンチンバディファイト♂を視聴者に観測させていないからだ。
 艦これでは長らく長門がくっころキャラだった。しかし今年になってビスマルクという恰好のくっころキャラが現れたため長門はその座を彼女に受け渡すことになった。ビスマルクは金髪碧眼で気が強く、特に中破絵はくっころ感満載である。ケッコンカッコカリを経なければほとんどデレを見せず、ケッコンを前提としないのであれば改二以降になってなってようやく素の自分を少しずつ見せてくれるようになるビスマルクである。相当なくっころキャラであるといえよう。
 金髪ロングで上背がありおっぱいが豊かで気丈でドイツ語話者のビスマルクがどうしてランカシーレさんと重なって見えないのかは大きな疑問ではあった。素直に現実を直視すれば、「愛宕はそうでもないけれど、ビスマルクならなんだか似てる」と思えてもいいものだ。しかしいまだかつて「そうでもない」以外の思いを抱くに至れていない。そして先日、その理由こそまさにビスマルクがくっころキャラであるという点にあるのではないかと思えた。敵に対して「○○するくらいなら△△してほしい」という構文に基づいた要求をすることは、すなわち「○○されたら非常に困る」と己の弱点を露呈させることに等しい。戦い傷つけあい命の奪い合いをするような場において、「くっころ」を口にすることは己にとってほとんどメリットが無いものだ。無論「くっころ」によって相手を誘導し罠に陥れることは戦略的に非常に有意義ではあるが、彼女等ともどもそのような器用なことをできる柄ではない。なればこそ「くっころ」を取るか「命と引き換えなってでも貴様の●●●をぶっ●す」を取るかはその人の個性が問われるところだろう。したがって「くっころ」はビスマルクとランカシーレの違いを最大限に決定づけ、同時にそれゆえの違いをどうしても意識させてしまいがちになる点になる。
 ビスマルクは改三が実装され、さらにくっころキャラに磨きがかかってきた。ビスマルクはビスマルクなる一人の確固たるくっころキャラとして、艦これ界に君臨し続けるだろう。大型艦建造というロマンあふれるシステムによって生まれる魅力たっぷりの彼女にはこれからも艦これ界を率いて大きく成長していってほしいものだ。もし叶うならば、くっころの殻を破り一皮剥けたビスマルクとも会ってみたいものである。

 一皮剥けたビスマルク……いい響きだ。嫌いじゃない。

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Author:パクリコン
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